小説『ハリーポッターと秘密の部屋』に登場する「リドルの日記」をご存知でしょうか。真っ白な無地のノートに見えて、リドルが過ごした日々について問いかける文章を書き込むと、返事の文章が浮かび上がるというファンタジックな魔法のアイテムです。
羽ペンに黒のインクをつけて書き込むわけではありませんが、この発想を真似て、血のインクを紙にしみこませると、血液型の返事が文字として浮かび上がるファンタスティックな紙が開発されました。掲載誌はどこかと言うと、化学専門誌でインパクトファクターがトップの「アンゲバンテ・ケミー」です。