研究の秋です。3月の卒業・学会シーズンに向けて研究を頑張っている読者も多いことでしょう。かなり気が早いのですが、今回は学会発表について書いてみたいと思います。
私は博士後期課程の学生ですが、今までに十数回学会発表を行っています。
初めの頃は発表することだけでいっぱいいっぱいでしたが、何回か出ているうちに気になり始めたことがありました。「自分の研究はおもしろいはずなのにポスター発表が目立たない」という不満です。
口頭発表では会場で自分のみが発表するため、確実に話を聞いてもらうことができます。しかし、大会場で大勢が発表するポスター発表では、なかなか人が集まりません。
どんなに優れた研究でも、人に見てもらわなければ評価されません。
ましてや、せっかくのハレの舞台、他の人に埋もれてしまってはもったいない!というわけで、「人が集まるポスター発表」が今回のテーマです。