小説『ラブ・ケミストリー』聖地巡礼してきた
「このミステリーがすごい!」大賞シリーズとして、絶賛発売中! 化学好きならば必読の書『ラブ・ケミストリー』・『猫色ケミストリー』・『ラブ・リプライ』! 喜多喜久先生が作中のモデルにしたとされるあの大学のキャンパスに、ケムステスタッフのひとりが聖地巡礼(物語のゆかりある場所を訪問すること)してきましたッ!
View Articleポリセオナミド polytheonamides
海綿由来の天然物 ポリセオナミド polytheonamidesの生合成クラスターがJorn Pielらのグループにより同定され、Science Expressに発表されました。 Science...
View Article日本のお家芸、糖転移酵素を触媒とするための簡便糖ドナー合成法
最近、Hinsgaulのグループから、糖転移酵素のドナー分子の簡単な合成法が報告されました。 この報告によって、酵素反応の得意な高い立体選択性だけでなく、高い位置選択性を有する酵素触媒配糖化反応が可能になることが期待されます。...
View Articleヒバリマイシノンの全合成
抗腫瘍活性が期待されるヒバリマイシノンと呼ばれる天然化合物の全合成が達成[1],[2]されました。軸不斉のある分子をどう作り上げていくのか、その合成戦略をチェックしてみたいと思います。
View Article炭素原子のまわりにベンゼン環をはためかせる
トリアリールメタンと言えば、炭素原子ひとつのまわりに、ベンゼン環が3枚はたいているかのようなかたちをした分子の総称です。残りひとつの手で中心の炭素原子につく水素原子は外れやすく、トリアリールメタンがカルボカチオン・カルボアニオン・カルボラジカルのいずれにもなりやすいということは、大学で有機化学のかなり早い段階、いわゆる共鳴のお話でよく聞くところだと思います。...
View Article発想の逆転で糖鎖合成
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View Article製薬産業の最前線バイオベンチャーを訪ねてみよう! 〜シリコンバレーバイオ合宿〜
シリコンバレーのバイオテック(日本語では、バイオベンチャー)を見学できる 「シリコンバレーバイオ合宿2013」の募集が開始されました。 シリコンバレーと聞くとIT産業を思い浮かべる方が多いと思いますが、シリコンバレーはIT産業だけでなく バイオテック発祥の地でもあり、GenentechやGileadなどを始めとして多くのバイオ企業やバイオテックが集積している土地です。...
View Article『ほるもん-植物ホルモン擬人化まとめ-』管理人にインタビュー!
どの娘がどの植物ホルモンの擬人化!? 設定はホームページ"http://bakeinu.bake-neko.net/hormone/"でチェック!?...
View Article人が集まるポスター発表を考える
研究の秋です。3月の卒業・学会シーズンに向けて研究を頑張っている読者も多いことでしょう。かなり気が早いのですが、今回は学会発表について書いてみたいと思います。 私は博士後期課程の学生ですが、今までに十数回学会発表を行っています。...
View Article還元された酸化グラフェン(その1)
無機物の中でも最もホットな材料の一つがグラフェンでしょう。 いうまでもないですが、グラフェン(graphene)は、2005年にNovoselovとGeim(と他の人)が、Natureに発表し、2010年には二人にノーベル賞が出たという、物質です。 その構造はベンゼン環が多数縮環した単層膜で、炭素の同素体であり、鉛筆の文字にも含まれている(といっていいと思われる) "Simple is...
View Article文具に凝るといふことを化学者もしてみむとてするなり⑧:ネオジム磁石の巻
今回はかなり地味ですが実験で気に入って使っているネオジム磁石を(「文具に凝るといふことを化学者もしてみむとてするなり⑧」として)紹介したいと思います。まあ最近実験できてないので気に入っていたと言うべきかもしれませんが・・・(汗)。
View Article「コミュニケーションスキル推し」のパラドックス?
そろそろ就活シーズンですね。今回は科学とは関係ない"日常のつぶやき"を一つ。 大学教員という立場になって以来、学振の申請書やエントリーシートを添削する機会に実にたくさん恵まれています。指導力養成、アピール技術のフィードバックという観点からも、いろいろ勉強させてもらえる貴重な経験だと心から思っています。 で、学生たちの書いてくる自己アピール文を沢山読むうちに、面白い共通点があることに気がつきました。...
View ArticleMRS Fall Meeting 2012に来ています
11月25日から30日にかけて行われている、 MRS (Material Research Society)Fall Meeting 2012に今、参加しています。 マテリアルの学会ということで化学の分野からも多く参加している印象です。 また参加者に日本人も多く、会場にも多く見かけました。今回はそのMRS Fall Meeting 2012 Fallの中間報告をさせて頂きます。
View Articleクロスカップリング用Pd触媒 小ネタあれこれ
有機化学者の必須ツール「クロスカップリング用 Pd触媒」について、いくつか小ネタが溜まってきたので、ここらでまとめて晒しておきます。 *筆者は単なる反応ユーザーであって、クロスカップリング反応や触媒のプロではありません。また、人から聞いた話を並べるだけで、自分で裏付け確認して無いことばかり書きます。間違ってても許してね。
View Article二丁拳銃をたずさえ帰ってきた魔弾の射手
ベータラクタム系抗生物質耐性菌にNOをたたきつける! 魔法の弾丸(magic builet)と言えば、ひそかにペニシリンの別名としても知られています。ペニシリンは、細菌細胞壁をかたちづくるペプチドグリカンと呼ばれる高分子の、生合成酵素を標的とした天然化合物です。特徴的なラクタム四員環を持つ類縁体がひとの手で合成され、抗生物質として汎用されてきました。...
View Articleその反応を冠する者の名は
とあるSF映画のワンシーンから。 「おやもうコーヒーが空か。お湯を沸かさないといけないな。」なべを火にかけソファーに戻ると飲みかけのコーヒーカップが微かに揺れているように感じた。気のせいかと思いふと窓の方に目をやるとそこにはティラノサウルスが!...
View Article就職活動2014スタートー就活を楽しむ方法
いよいよ2014年卒の就活が始まりました。これから就活生には、経験したのことの無いほどのつらいことや厳しいことが待っているでしょう。でも就活は、厳しいことだけではありません、楽しいこともたくさんあります。そんな2013年卒の私が感じた楽しいことを紹介します。
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