就職活動が本格化する中、化学系の学生で製薬企業に就職している方は薬学部生以外も多くいます。ここでは、先日行われた大手製薬企業による就職ガイダンスで話された内容をまとめたいと思います。
- 製薬業界の職種
①研究職
主な仕事としては、医薬品の構造最適化や新たなリード化合物の創出、薬理活性の評価、医薬品の品質評価や分析、安全性確認などを行います。
②臨床開発職
医薬品の研究・開発の最終試験として、臨床試験を行い、その医薬品が期待する活性や安全性を示すかを評価、分析をします。
③MR職
MRは医療関係者に対して、薬の薬効や副作用、正しい使い方などの説明や、医薬品の発売後に判明した副作用などを収集する役割を持ちます。一般的な営業職とは、価格交渉を行わないということや、MRになるためのMR認定試験に合格しなくてはならないという点が異なっています。