有機化学者のキラーアプリと言えばChemDrawですよね。筆者も大学四年生の時から利用しています。当時はChemDrawのためにMacintoshを導入した研究室も多いのではないでしょうか。しかしその後Windowsにも対応し、現在ではWindows版の方が厚遇されており、ようやく使い物になるようになりましたが Mac版では不具合が多かったのは以前ご紹介された通りです(記事:Macユーザーに朗報?ChemDrawバージョンアップ)。何よりも不便なのがChem3D(現行はChemBio3D)が完全にWindows専用になってしまったこと。筆者は大学の講義で3Dを利用したい時はWindows機を持ち出しておりましたが、この不便な現状をなんとかしたいと常々思っており、試行錯誤の末不格好ではありますがなんとか使える術を見いだしました。