GWも終わりました。院生の皆さんは、そろそろ学振(DC1/DC2/PD)の応募書類作成に焦り始めるころでしょうか。
筆者は大学に勤務しはじめて数年経ちますが、所属ラボのメンバーは、とてもアクティブに学振申請をしています。毎回多くの添削も依頼され、そのたび直してコメントを付けて返しています。
この作業、相当に時間を食うのです(一回3時間以上かかることも)が、繰り返すことで自分にも様々なノウハウがたまってきました。まさに「learnig by teaching」です。
そんな添削経験からいえることですが、「書き方(文章作成のコツ)」を知っているか否かは実に重要です。内容が同じでも、申請書としての完成度に明らかな差が出てきます。さらに沢山見ているうちに、「多くの学生が押さえられていない基本」もあると思えてきました。それを知らないままに取り組むのはもったいない!
そこで今回は情報共有も兼ね、「申請書を論理的に、分かりやすく仕上げるための文章校正ポイント」を解説してみたいと思います。