「つぶやき」読者のみなさんは、デザインセンスに自信ありますか?
もちろん専門家ではないほとんどの方は「ごめんなさい・・・」だと思えます。
しかし我々のような科学者といえど、デザインセンスが必要とされる局面は多々あります。
典型的なのはプレゼンスライドと論文の図づくりでしょう。どんなに良い仕事でもこれらが見づらいだけで、「あーあなんだよこの仕事・・・」と受け手に思われてしまうものです。
科学の中身が最重要なのはもちろんですが、一目で惹きつけられるような論文・スライドを作れるならば、それに超したことはありません。情報過多の現代にあって「良い物なら誰もが興味を持ってくれる!」という考え方は、のんきにすぎるとも言えるからです。
デザインの考え方を表面的にではなく、基礎から押さえておきたい――そのとっかかりに適した書籍が今回紹介する「ノンデザイナーズ・デザインブック」です。