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Channel: 化学者のつぶやき -Chem-Station-
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プラナーボラン - 有機エレクトロニクス界に期待の新化合物

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ホウ素の化学に関する記事はケムステでもよく投稿されており、求核性のあるホウ素化合物の記事(その1)(その2)フラストレイテッドルイスペア(FLP)(その1)(その2)、あるいはユニークな反応性のあるトリスペンタフルオロボラン(FLPでよく使われていますが)など、私がパッと思いつくだけでも記憶に残っている記事とその出典元の仕事はたくさんあります。今回は上記の化学に負けず劣らず「化学の発明は素晴らしい!」と思わせてくれる化学をご紹介します。それはズバリ、平面構造を固定化したホウ素、平たく言えば、平たいホウ素化合物です。以下、古代ローマ市民の顔のように平たくない解説をいたします。


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