低投資で効率的な英語学習~有用な教材は身近にある!
”英語”に困っているのは化学者に限らないけれども、英語が嫌いな(苦手な)化学者が多いのが現実。 それでも必要に迫られて、何とかしようと、英会話教室に行ったり本屋で教材を衝動買いしているものの、なかなか身につかない。 そこで今回は、英語を勉強するポイントである、 1)そもそも知らない単語は聞こえない(理解できない) 2)聞こえることと理解することは別の話...
View ArticleACS Macro Letters創刊!
アメリカ化学会(ACS)の高分子科学専門誌であるMacromoleculesのCommunications部分が独立して、高分子科学のCommunications専門誌となるACS Macro Lettersが2012年1月から創刊されました。 Macro...
View Articleホウ素と窒素で何を運ぶ?
炭素と水素とホウ素と窒素からなる一見すると単純な化合物ですが、興味深い用途が提案されています。この化合物をあなたは何に使いますか? 1つめのヒントです。ホウ素や窒素の電子配置を考えての通り、実際は5員環のかたちの方が自然かもしれません。そして、先ほどの化合物は常温常圧で液体です。...
View ArticleTHE PHD MOVIE
以前、ケムステでも取り上げたことのある、アメリカの大人気博士課程コミックス「Ph.D. comics」が映画化されました。コミックの実写化ですが、原作の雰囲気を失わなわない出来に仕上がっています。
View ArticleUCLAにおける死亡事故で指導教授が刑事告訴される
有機化学美術館さんでも紹介されておりましたが、今月のnatureダイジェスト誌にカリフォルニア大ロサンゼルス校(以下UCLA)で起きた化学実験中に起きた死亡事故に関する続報が掲載されていました。報道によれば、事故から丸3年が経過しようとした2011年12月27日、死亡した研究助手の所属研究室のPatrick...
View Article窒素固定をめぐって-1
(Katalco社資料より引用) 今度こそ本当に前回の続き。Haber-Bosch法をめぐるお話を続けていきます。少々長くなりますが、お付き合いください。
View Articleドーパミンで音楽にシビれる
Google Chrome 「あなたのウェブを、はじめよう」キャンペーンCMで使われた『Tell Your World』のミニアルバムが2012年3月14日に発売とのこと。世界217の国と地域で配信を達成したのは、ご存じ、電子の歌姫「初音ミク」でした。作曲に加え、プログラムをはじめ初音ミク開発に携わった方々へも敬意を表しつつ、このニュースにちなんで音楽(と やっぱり化学)の話題でも紹介します。...
View Article「重曹でお掃除」の化学(その1)
年末大掃除の時に「お掃除に重曹を」、というのが流行っている、という噂を耳にしました。(季節外れですね。) なんでも、市販の洗剤を使わなくても重曹で磨けば何でもぴかぴかになるとか、お酢やクエン酸もいいなど。 研究とは離れますが、炭酸水素ナトリウム、通称重曹は、小学校から大学まで、化学の教育とは切っても切り離せないものです。これが流行っているとなると、私のような化学者は興味をそそられるわけです。...
View Article「重曹でお掃除」の化学(その2)
炭酸水素ナトリウム、通称重曹についてのお話です。前回の続きです。 前回は「重曹」という名前の由来と、ベーキングパウダーとしての利用で終わってしまいました。 今回は本題の「なぜお掃除に重曹がいいか」という話に戻りましょう。 重曹を使ったお掃除のことを最近ではナチュラルクリーニングと言うらしいです。...
View Article東日本大震災から1年
未曽有の大惨事から1年。東北大学の復興をここにつづっておきたいと思います。ネイチャーやサイエンスの最新号の表紙が、一本松に、フクシマと、東日本大震災にちなんだものになっていました。あれから1年。みなさんは長かったと感じますか? 短かったと感じますか?
View Article【読者特典】第92回日本化学会付設展示会を楽しもう!PartII
さて前回の記事ではエルゼビア・ジャパン、ワイリージャパン、シグマアルドリッチジャパン、和光純薬様に様々な付設展示会でのケムステ読者様特典をご用意して頂きました。今回はさらに3社、シュプリンガー・ジャパン、バイタージ・ジャパン、化学情報協会様からの日本化学会キャンペーンをご紹介させていただきます。
View Article掟破り酵素の仕組みを解く
Enzymatic Catalysis of anti-Baldwin Ring Closure in Polyether Biosynthesis Hotta, K.; Chen, X.; Paton, R. S.; Minami, A.; Li, H.; Swaminathan, K.; Mathews, I. I.; Watanabe, K.; Oikawa, H.; Houk,...
View Articleあなたの天秤、正確ですか?
実験化学者が最も頻繁に使う分析機器は、NMRでも液クロでもなくて、天秤でしょう。どのラボにも微量用「分析天秤」と大量用「汎用天秤」の2台があると思います。いつも当たり前に試料の重さを量ってますが、あなたの天秤は正確ですか?もし天秤の値が不正確なら、実験の収率も、液クロ定量も怪しいデータになっちゃいます。秤量がズレる要因から ①静電気 ②風 ③傾き の対策をしてみました。
View Article小さなフッ素をどうつまむのか
フッ素と言えば、とにかく小さいことが特徴です。この小さなフッ素をどうつまむのか、ユニークな最近のアイディアをあげて、自然にある仕組みと、人工に作り上げた仕組みで、その戦略をそれぞれ比べてみます。フッ素感知リボスイッチから、ホウ素化合物とのルイス酸塩基錯体まで、その発想に迫ります。
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