近年では未来の優れた科学者育成を目的に、また科学の裾野をさらに広げるべく、各団体が若手・学生向けに多くのイベントを開催するようになっています。
ストックホルム国際青年科学セミナー(SIYSS)もその一つです。日本国際賞(国内最大規模の科学賞)を主催する、国際科学技術財団が主催するイベントです。
SIYSSは全国から毎年2名(大学生・大学院生)をノーベル賞授賞式のタイミングに合わせてストックホルムに派遣します。参加した学生たちはノーベル賞授賞式・晩餐会に参列できるとともに、世界各国の同世代の仲間たちと研究について議論し交流できるという、またとない貴重な国際的機会となっています。
今回は過去にSIYSSに参加された川井準也さん(東京大学修士卒)から、ケムステ宛に参加体験記を頂くことができました。是非ご覧ください。