"マイクロプラスチック"が海をただよう その1
カモメの胃袋から出てきたプラスチック類(一羽から、ではありませんが) 引用 → ● 趣味で色々調べてるうちにどうしても書いておきたいことが出てきました。
View ArticleChemDrawの開発秘話〜SciFinder連携機能レビュー
ChemDrawは世界で最も使われている化学構造描画ソフトです。 筆者も毎日とはいかないけれど毎週一度は立ち上げる機会があります。化学者、特に有機化学者には無くてはならない存在のChemDrawですが、その開発の経緯は意外と知られていないのではないでしょうか。 ChemDrawの開発に大きな貢献をしたのは、不斉アルドール反応でもお馴染みのDavid...
View Article究極のナノデバイスへ大きな一歩:分子ワイヤ中の高速電子移動
ムーアの法則というものをご存知でしょうか? 集積回路中のトランジスタの数が約2年で倍増するという経験則です[1]。近年、増加が限界を迎えていると言われていますが、最近、そこに新しい光が射すような報告がありました。 東京大学中村研究室の辻准教授らは、π共役平面を持つ有機分子を分子ワイヤとして用い、ワイヤ中の電子移動速度が常温・溶液状態で従来の840倍程度まで加速されることを発見しました。...
View Articleベンゼン環が壊れた?!ー小分子を活性化するー
Tshozoです。今回、純粋な化学案件を紹介できる機会を頂きました。どうかお付き合いください。 今回紹介する原論文はこちら。 "Carbon-carbon bond cleavage and rearrangement of benzene by a trinuclear titanium hydride" Hu, S.; Shima, T.; Hou, Z. Nature, 2014, 512,...
View Article2014年ノーベル賞受賞者は誰に?ートムソン・ロイター引用栄誉賞2014発表ー
今年もこの時期がやってきました!!昨日毎年ノーベル賞発表直前に公表される「トムソン・ロイター引用栄誉賞2014」が発表されました。毎年ノーベル賞クラスの研究者(特に論文の引用回数にスポットをあて選出)が受賞され、各分野の最有力候補者の一人であるともいえます。今年は9カ国から卓越した研究業績をもつ27名の研究者の方々が選出されました。...
View Articleナノ孔に吸い込まれていく分子の様子をスナップショット撮影!
"In situ X-ray snapshot analysis of transient molecular adsorption in a crystalline channel"Kubota, R.; Tashiro, S.; Shiro, M.; Shionoya, M. Nat. Chem. 2014, 6, 913. DOI: 10.1038/NCHEM.2044...
View Article投票!2014年ノーベル化学賞は誰の手に??
来週はノーベル賞ウィーク! 待望の化学賞は日本時間 10月8日18時45分に発表となります。昨年は候補者リストの名から受賞者が選ばれたので、多少の面目は保てましたが今年はどうなるでしょう。様々な受賞者予想がされていますが、独自の情報網で実はノーベル化学賞受賞者がわかっている方もいらっしゃるかもしれません。...
View Article禅問答のススメ ~非論理に向き合う~
鈴木大拙 国内外で著名な禅文化の伝道者明治~昭和にかけて活躍 「君はわけのわからんことを言うね」 実はそれは一番の褒め言葉なのかもしれません
View ArticleBayer Material Scienceの分離独立が語るもの
ついこないだ起きたBayer Material Scienceの分離独立騒動。化学産業界に何が起こっているのでしょうか。
View Article速報! ノーベル物理学賞2014日本人トリプル受賞!!
"スウェーデン王立科学アカデミーは7日、2014年のノーベル物理学賞を、青色発光ダイオード(LED)を開発した名城大学の赤﨑 勇教授(85)と名古屋大学の天野浩教授(54)、米カリフォルニア大学サンタバーバラ校の中村修二教授(60)の3人に贈ると発表した。...
View Article【速報】ノーベル化学賞2014ー超解像顕微鏡の開発
スウェーデン王立科学アカデミーは8日、2014年のノーベル化学賞を米研究者のエリック・ベッチグ氏、独研究機関のステファン・ヘル氏、米スタンフォード大のウィリアム・マーナー氏の3氏に贈ると発表した。授賞理由は「超解像度の蛍光顕微鏡の開発」。ベッチグ氏とマーナー氏は米国出身、ヘル氏はルーマニア出身。...
View Article2014年ノーベル化学賞・物理学賞解説講演会
日本化学会主催の秋季事業CSJ化学フェスタ(東京:10月14日〜16日)にて、先日決まりましたノーべ化学賞および物理学賞の解説講演会が行われるようです。実際に近い研究者、研究に活用している第一人者が解説を行うのでどこよりも詳しいと思います。興味がある方、CSJ化学フェスタに参加される方はぜひご参加ください。
View Article今年も出ます!サイエンスアゴラ2014
ケムステは今年もサイエンスアゴラに参戦します! 038 ケムステ出張版!「 広がる化学の世界」 日程は約1ヶ月後の11月8日(土)9日(日)。場所は東京・お台場にある科学未来館1階メインホールです。...
View Articleなぜ青色LEDがノーベル賞なのか?ー基礎的な研究背景編
Tshozoです。数年来、受賞は確実と目されていた「青色発光ダイオード」の発明と量産化に対し、名城大赤崎名誉教授、名大天野教授、カリフォルニア大学中村教授お三方が受賞されました。心よりお祝い申し上げます。...
View Articleなぜ青色LEDがノーベル賞なのか?ー雑記編
(図:WSJ出典の写真を改変) 少し長くなっていますが、どうしても書きたいので3部に分けて記載致しました(基礎的な研究背景編・性能向上・量産化編)。今回はその最終章です。
View ArticleGoogle Scholarにプロフィールを登録しよう!
研究の秋です。16日に日本学術振興会特別研究員の審査結果が出ました。そして現在は科研費応募書類作成の時期でもあります。...
View Article化学者が麻薬を合成する?:Breaking Bad
(画像はWikipediaより) 有機化学者なら誰しも一度は考えたことがあるはずです。 「原料さえあれば麻薬だって作れる」と。 善良な心を持ち合わせている化学者ならば、実際にそういう行動をとりませんが、、、 非常に追い込まれた状況なら、、、 もはや説明不要!アメリカで大ヒットしたドラマBreaking Badを紹介したいと思います。...
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